
「永井敬二コレクションを後世へと残したい。」
2024年7月、インテリアデザイナー永井敬二さんが76歳の生涯に幕を閉じました。
「見たい、聞きたい、知りたい。」その一心で、半世紀をかけ自身で世界中から収集した膨大なデザインコレクションは永井さんの思いの詰まった大事なコレクションです。
私たちの目的は、そのコレクションを散逸させず、永井さんの歩みとともにそれらを「デザインの文化資産」として保管・記録・修復を行い、後世へと引き継ぐことです。
ぜひみなさまのお力添えをいただきながら、この活動を推進できれば本望です。
現時点で、最終的に永井敬二コレクションがどういった形で日の目を浴びるのか、その行方は未知の領域です。
しかし、今私たちにできることは数ヶ月前まで倉庫に山積みだった椅子たちをより良い環境で保管し、アーカイブを作成し、それから劣化したコレクションの修復を行うことです。
理想的な未来を夢見つつ、まずは磁場を固めるために必要な継承活動を行います。
デザインサロンとは
コレクションを活用した
デザイン文化交流コミュニティ
生前、永井さんの夢は、自身で集めたモノたちを多くの人たちと分かち合えるサロンのような場所を開くことでした。
モノを通じて世界中のデザイナーや多くの人たちと繋がりを持つことは、永井さんが最も大事にしてきた価値観の一つです。
私たちはその夢を受け継ぎ、永井さんが残してくれたものを通じて皆さまと交流する場を作ることによりコレクションの価値を分かち合いながら楽しめる場所を持ちたいと思っています。
なお、サロンの収益は永井敬二コレクションを継承していくための倉庫代、人件費、椅子のメンテナンス・修理費等の運営に活用させていただきます。

組織
- 代表 山田敦貴、三木創平
- 顧問 立川裕大
- メンバー 田中太郎、田中太郎